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2022年度 合格体験記

Iくんより 学習院中等科進学

ぼくは4年生の終わりから鼎進学教室に行きました。最初は先生のやり方がぜんぜんできなくて、毎回テストは偏差値50くらいでした。6年生になっても自分は受験生だ、来年の2月1日には受験だという自覚が足りませんでした。

しかし、夏休みから猛特訓することで偏差値も57、算理は60を超えました。しかし、11月半ばから自分の健康のことを考えずにいたせいか、菊池病という40℃近い高熱と吐き気が続く病気になりました。やばかった時はトイレにもお風呂にも行くことができないほどでした。

しかし、両親や先生が支えてくれたので3週間後回復することができました。自分の実力を取り戻すために朝から11時までの勉強を2週間続けました。だんだん調子も良くなってきた中、12月25日悲劇が起こりました。また頭痛や発熱が起きたのです。そこから特に吐き気がすごく、まともに生活もできませんでした。ぼくは2週間の自分の行動がはずかしくなりました。病気になっても自分は何も学びませんでした。あの2週間がトラウマになってしまいました。入院もしました。左腕に管が通っており、夜もピーピーと妙な音を出す機械の横で寝ました。注射は1日に3回ほどしました。ご飯も食べられないので苦しかったです。

やっと退院してもぼくはやる気が起こりませんでした。しかし、先生や父がやる気を出させてくれました。毎日一教科だけでも勉強して、どんどん回復していきました。そして1月25日に立教新座を受けました。結果はダメでした。慶應を受けようかとても迷いました。でも受けることにしました。これまでずっとやってきたものを無駄にはできないという感じでした。そこからの一週間は死ぬ気でやりました。何としても受かりたい、そういう気持ちでした。2月1日当日ようやくこの日が来たと思いました。しかし緊張はしませんでした。むしろ志望校を下げることなく、ちゃんと受かることができたのはとても嬉しいことだと思いました。

そして2月2日の学習院で受かることができました。慶應には受からなかったけど、悔いはありませんでした。5週間も病気になったというのにここまでこれたのは先生や両親のおかげでした。ぼくにとって受験は大切な思い出となりました。

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