• line
  • facebook
  • instagram
  • youtube

2021年度 合格体験記

Kくんより 成蹊中学校進学

ぼくが鼎に来たのは、4年生の春期講習からでした。4、5年生の時は問題を解いたら解いたままで復習をしない日々が続いていました。組分けテストは毎回結果が同じでした。しかし、桐朋中学の文化祭に行き、この学校きれいだなと思ったまま、5年生が終わり6年生になりました。

算数は成瀬先生に変わった時にしょうげきを受けました。毎日怒られる日々が続き、最初はがんばっていたがコロナで鼎が休みとなりぼくは一気になまけてとても成績が下がってしまいました。算数の授業にはついていけずとてもつらかったです。7月ごろにはぼくが鼎に行きたくないと言い、自暴自棄になってしまいました。
この事があってぼくは中央大附属中学に行きたいと思いこころをあらため6-3に行きました。算数は横田先生に変わり9月の合不合では算数が良くなりました。12月の面談でダメだしをされここから本気になりました。1月は学校をずっと休んで鼎に行き朝から夜まで過去問を解いたりしていました。

入試直前になると入試壮行会というものがあり、たくさんの先輩が来てはげましてくれました。入試当日、朝早くから鼎でアップをして、はげましてくれました。結果は成蹊中学に合格できてとてもよかったです。先生たちが助けてくれたから合格できたと思います。本当にこの3年間ありがとうございました。

Kくんのお母さまより

「受験やめなくてよかった。いままでありがとう。いっぱい心配かけてごめんね。」2月4日、最後の試験を終えて帰宅した時、こう言ってくれました。全て報われた気持ちになりました。
我が家にとって、中学受験は本人の意志ではなく、受験を通じて成長して欲しいと言う父親の希望でした。 息子にとって私立の受験勉強の難易度は高く、サッカーを続けながら土日も課題をやっていましたが、なかなか成績を上げることができず苦戦していました。
そのうち、組分けテストが難しいのは当たり前、自分はその程度しか取れないという思いと慣れ、そして手抜きも覚え、あっという間に新6年生になってしまいました。

授業についていけず自爆して2週間不登塾になってしまった時は、先生方にご心配とご迷惑をおかけしました。 このまま受験すら辞めてしまうのかとかなり焦りましたが、自暴自棄になっている息子をなだめ、本心を聞きました。クラスを下げることを提案し、どの学校なら頑張れるかなど、とことん話し合いました。(この時、全ての親力を出し切ってしまったので、入試直前~本番まで、私は落ち着いていました)

塾に戻ってからは、63クラスで夏期講習スタート。やるやる詐欺だった息子が早々変われるわけではないので、秋と冬の面談では先生たちからダメ出しのオンパレード。圧倒的に勉強量が足りない、手を動かしていない、本気みせろ、このままではどこも受からないよ?と。
まだこんな事を言われてしまうんだ・・・と情けなくなりました。 息子が志望した学校は、記述が多く思考力が必要な成蹊、持ち偏差値よりもかなり上の中央大附属で、どちらも彼には不向きな出題をする学校を選んでしまいました。

1日の成蹊で○をもらい、4日の中附にチャレンジするスケジュールにし、受験のチケットを手に入れることが我が家の目標になりました。成蹊では、算数でヘマをしたようですが、相性が合わないと言われていた社会が取れ(渡辺先生大喜び)、苦手な理科もその日だけは神様が降りてきてくれたようでした(律先生びっくり)。 4日の中附に挑戦できたことは、親子ともに感無量でした。結果はどうあれ一度挫折した息子がここまでたどり着いてくれたことが嬉しかったです。
彼が会場から出てきた時は少し泣きそうになりました。 息子は先生たちの御指導がなかなか響かなかった生徒だったと思います。それにもかかわらず、最後まで励ましの声を掛け続けていただけた事、合格まで導いていただけた事、本当に感謝いたします。

3年間塾に通い続けられたのは、鼎の授業が楽しかったからと、クラス友達に恵まれたからと言っています。 4月から、ご縁のあった成蹊中学に進学させていただきます。 鼎の説明会で、毎年先生たちに会えるのかな? マル秘資料で、息子のおそろしい合不合データが開示されてしまうのは大変恥ずかしいのですが…こんな生徒でも頑張ったんだよ!と今後の鼎生の励ましのデータとして活用できるのであれば幸いです。

2021年度の他の合格体験記