Sくんより 穎明館中学校進学
僕は最初あまり勉強に興味を示さなかった。塾に通う前まで入試などあまり耳に挟んだことがなく、自分が六年生になった後どれだけ苦労するのかが分かっていなかった。 鼎進学教室に入ってから自分は変わるのかそう思って授業に臨んだ所、そこは他の塾とは違う教え方、そして学び方があった。 算数では、普通の塾では教えないような問題への姿勢を教えさせられました。例えば曲線を見たら中心に向かって線を引く。線は接している所から引くなどと、自分がもし鼎進学教室に通っていなければあきらめていた問題を解けるようにしてくれる姿勢をくれました。この問題への姿勢があったこそ、今までは落としていた問題が入試で解けるようになっていたと思います。
国語では、あまり点が取りにくい教科だと僕は思っています。けど、文章に書かれている文に線を引く、選択肢は間違っている所に線を引くなどということを問題を解いている時にやることによって、初めに比べては良くなっていると思いました。 社会では、あまり憶えていることが難しくそして他の知識と混ざりやすい知識を面白い覚え方で教えてくれたり、自分の経験からして、三秒〜五秒考えていてわからないものは飛ばすなどという戦略を教えたりしてくれました。これにより、ちょっと手を付けられていられなかった問題に手が付けられる様になりました。 理科では、この4教科の中では一番苦手だと言っても過言ではありません。知識的の問題はそんなに取れないってわけでもないけれど、水溶液の計算やてこなどの計算型が苦手なのですが、どの問題にもそれなりの対処法があるので、その対処法を使うことによっててこの問題の計算問題の正解率が高くなりました。 その四教科全ての心構えを踏まえて入試を受けたのですが、第一志望は落ち結局第二志望に受かったのですが、第二志望も受かるかどうか不安が多かったので、とても驚きました。なので、復習ノートなどを最後まで見直し、あきらめないことが大事だと思いました。
Sくんの保護者さまより
鼎受験を通じて得た成長(人生の合格体験記)
今回の受験を通して、塾では、志望校に合格するということの他に、成長していく過程における殻を1つ2つ破ることができました。それは大きく本人の自信に繋がり、これから中学・高校そしてその先の人生を送っていく上で、大切なものになるかと思います。そのような教育をしていただき、とても感謝しています。 我が子は、非常に大人しくネガティブな性格です。決められた事や指示された事は、そこに意味があるかないかの理解もせず、中身がなくてもやります。自ら考えることはなく、決められた事を淡々と行います。服は、棚にしまってある一番上のものを取り、何も考えず着ます。その結果、1日おきに同じ服を着ています。同じクラスの子に、「毎日同じ服を着ているね。」と言われて初めて気付きます。 勉強については、授業の内容が、右耳からはいって左耳から7〜8割抜けていきます。自ら手を挙げて発表することはありません。宿題は、指示されたら中身がなくてもとりあえずやります。その結果、授業にもついていけなくなる事があったり、テストで点数が取れなかったりし、自信を失い、出てくる言葉は「どうせやっても駄目なんだ。」等というネガティブな言葉ばかりです。
受験へ向け塾に通い始めたのは小学校4年生でした。大手の進学塾です。入塾当初は、偏差値が55ありました。内容が難しくなっていき、量も増えてくると、組み分けテストを受ける度に、偏差値が下がっていき、5年生になる頃には、40を切るまでに下がってしまいました。この間に何度か塾との面談もありましたが、「頑張っている。これからです。」というような話ししか聞けませんでした。宿題も、量が多く、全てやってはいるものの、そこに中身はなく、ただこなしているだけという感じになっていました。そこを指摘しても、解決策は塾からは見いだせず、知人の紹介で鼎進学教室に転塾しました。 転塾した当初は、慣れるまで時間がかかり、今までと変わらぬ塾生活でした。算数の復習ノートの意義も理解していないことから、何となく決められたことをやっているだけで、中身がないものでした。しかし、先生は根気強く指導し、決して見捨てはしませんでした。社会では、「ここでは、間違えても誰も馬鹿にしないし、恥ずかしいことではない。もっと自分を出せ。もっと自分を変えろ。ごまかすな。」等と言われ続けました。国語では、どんな小さなことでも、褒めて頂き、本をプレゼントしてくれたりし、国語力を上げるきっかけを作ってくれました。
ネガティブで消極的な性格の為、非常に時間がかかりましたが、少しずつ上向き、6年生の夏を過ぎたあたりから、基本的なことは理解し、問題も解けるようになってきました。社会等は、随分と細かい部分まで覚え、様々な部分とリンクする形で理解することができるようになっていました。6年生の12月最後の合不合格テストと最後の首都圏模試では、志望校の穎明館の合格率が90%に達しました。 志望校ですが、本人の性格と学校の面倒見の良さ、校風等から、偏差値の現実を考えて穎明館とすることにしました。いくつか学校見学へ行き、城北中学校へ行きたいと本人は希望しました。先生は、ダメだとわかっていても、行きたいという学校に挑戦させたいと言ってくれました。
2月1日に穎明館の合格を取ったら、2月2日と4日に城北中学校へ挑戦するという方向に決まりました。 2月1日、直前の最後の模試では90%の合格率だった穎明館ですが、落ちてしまいました。受験日当日は、がちがちで、ものすごく緊張していました。「落ちたらどうしよう、だめかもしれない。」等とネガティブな発言ばかりでした。 2月2日は、穎明館の午前と午後を2回受験しました。2日の朝、受験前に塾へ行った際、気合を入れてもらったと言っていました。そして、筆箱をあけ、先生の写真が入った名刺をお守りとしてもらっており、それを見せてくれて笑っていました。受験前に、手をあたためるというお話でしたが、心が温まったようです。 午前の穎明館を受験し終わって戻ってきた表情は明るく、「できた。」と言っていました。午後の試験も「よく解けた。」と言って戻ってきました。でも、「合格という自信はない。」と、ネガティブな性格は抜けきっていませんでした。その日の19時頃、午前の試験で穎明館は合格でした。
2月4日に城北中学校の受験が決まり、そこからの姿勢に変化を感じました。何も言わず、寝ようと決めた時間を越えて勉強をしていました。何を勉強していたかはわかりませんが、決められたことではなく、自らの意志をもって勉強をしていました。今までにはありませんでした。 親としては、城北中学校2月4日は、準御三家を受けるような人が受ける話を聞いたり、倍率も約10倍となっていたり、まず難しいと思っていました。でも、本人は合格の為に、最後は全力でぶつかっていき、今もっている力を出し切ったようです。そこに後海はなく、受験後に戻ってき時は、すっきりした表情でした。結果は不合格でしたが、挑戦できたことで、満足いく受験ができたと思います。各々、色々な受験結果があっかと思いますが、満足いく受験が得られたのは、鼎の先生達のナビゲートがあったからだと思います。 ネガティブで消極的、受動的な性格で、受験には不向きでしたが、見捨てず、根気強く指導して頂き、志望校に合格できました。それ以上に、受験というものを通じ、人として変化を与えてくれました。まだまだですが、この小さな一歩が将来大きな変化をもたらすと感じています。他の塾にはない、熱いものがありました。とても感謝しています。出会えてよかったです。