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2021年度 合格体験記

Dさんより 雙葉中学校進学

小学校4年生の4月、中学受験に興味を持った私は、学校の友達が通っていたこともあり、鼎に入塾しました。両親とも中学受験の経験はなく、身近な知り合いにも受験をする人がいなかったため、全く想像がつかず、入塾してからも、とりあえず宿題をこなし、ときどき忘れ、休日に何とか終わらせる、と言う半ばやる気のない日々を送っていました。

5年生になって算数が成瀬先生に変わり、復習ノートが本格的に始まったことで、今まで通りの勉強方法ではまわりについていけないかもしれないと不安に思い、今まで夜にやっていてついつい眠気に負けてしまい身に入らなかった宿題を、朝に眠気に引っ張られることもなく、すっきりとした気持ちでできたので、4年生のころより勉強が楽しく思えるようになり、段々とやる気が出てきたのを自分でも感じていました。
しかし6年生の秋頃、大きな壁にぶつかりました。かなり点数が安定し、調子がよかった合不合で、今までとったことのないようなひどい点数を取るようになり、特に理科は半分にも満たない点数に。また、入試の問題を解くときに、問題文の意味が全く分からないと思うことが増えました。
その時に成瀬先生から「何かを変えてみては?」と授業が終わってからも少し塾に残って自主勉強をすることをすすめられ、社会は予定におくれ気味だったテキストを終わらせていくことにしました。
まわりの進み具合とだいぶ差がついてしまっていたので、どう手をつけてよいのか分からずあせっていたところ、小池先生が私の苦手な単元をしぼり、その単元を優先的に進めるよう計画を立てて下さったため、思ったよりも楽に終わらせることができました。

その後少しずつ元の成績に戻り、なかなか安定しない教科はあるものの、塾での居残りを始める前よりは悪くはなりませんでした。入試直前に始まった自主学習時間では、さらに苦手な部分をつめていきました。普段の授業よりもさらに細かく教えてもらえたり、自分の疑問によりていねいに答えてもらえたりしたので、自主学習時間は、頭痛持ちで授業を休みがちだった私にとって、とてもありがたい時間でした。
そして1月、全く実感がわかないまま、浦和明の星を受験しました。新型コロナウイルスの影響で、鼎の先生方は学校には来れず、どのような雰囲気なのだろうと少し期待していた例年の光景を見ることはできなかったので、残念ではありましたが、その分入試の緊張感はあまり感じられなかったので、安心して試験を受けられました。
結果は無事合格。とてもうれしかったです。が、「気のゆるみがでないように」と言われ、すぐに気持ちを2月1日の雙葉へと向けました。
苦手な理科や算数の書き出しを練習し、気がつけばむかえていた本番。1月入試とは会場の緊張感が全くちがい、成瀬先生からいただいた「お守りラスカル」から先生の声が聞こえてくるかもしれないと期待したものの、全く声が聞こえてくる様子はなく、自分自身で今までの成果を出さなければいけないのだということに気づき、不安に思いました。
そして始まった試験。1教科目、得意の国語は順調、心配していた漢字や言葉の問題も全て解くことができました。が、2教科目・4教科目の算数・理科は時間内で全て解くことができず、「もしも落ちたら解いていないこの問題のせい」とまで言われ、余裕のあった1月入試の時とはちがい、合格発表の日はとてもこわかったです。
結果は国語と社会が算理の分を何とかカバーし、合格することができました。最後まで、苦手科目を完璧に仕上げることができなかったことはとても悔しいですが、私の苦手な部分をなんとかするためにプリントや過去の入試問題を考えて用意していただいた鼎の先生方にはとても感謝しています。全て鼎に任せきりでしたが、とても充実した勉強ができました。本当にありがとうございました。

Dさんのお母さまより

娘は、「受験をしてみたい」と言う漠然とした思いから、小4の4月より鼎にお世話になり始めました。
それまで小学校の勉強以外は特にやっていなかったので、塾の授業についていけるのか、難しくて勉強が嫌になるのではないかと心配しましたが、最初から「楽しい!先生の話が面白い!」と言って喜んで通うようになりました。でも、やはり週2回の通塾と宿題をこなすのは大変で(初めての鬼軍曹には面喰らいました)、2ヶ月くらい経ってようやく慣れてきた感じがしましたが、計算はやらない、漢字もノート練習はしていなかったりと、4年生の頃はのんびりとしていたと思います。

5年生になり、勉強のボリュームが増えて、週末にもやらなければならない課題がたくさんになりました。午前に済ませて午後はのんびりすればいいのに、朝はゆっくり起きてきて着替えもせずにゴロゴロ。夕方になってようやく机に向かうという感じで、私はそばで見ていてこの頃が一番ストレスが溜まりました。
そして、体の成長に伴い偏頭痛が度々起こるようになってしまい、塾も時々休んだりするようになりました。本人も思うように勉強が進まず、テストでも結果がでないときなどは気持ちも不安定になるようで、「塾に行かない~!」と言って号泣したり、なんてことも3年間のうち2、3回ありました。「もうやめたら。やめていいんだよ。」と言ったこともあるのですが、本人は「やめたくない。」と。思い切り泣いてぐっすり眠ると復活してまた頑張る、という感じでした。

6年生になり、いよいよこれからというときにコロナで休校になって、春はかなりダラダラしていましたが、塾も学校も通常スケジュールに戻ってからは本当に大忙しでほとんど家にいない生活。親は、4年の頃から勉強は塾にすべてお任せで、長いお休みの時に出る大量の宿題のスケジュール管理と週テストなどの丸付けをするくらい。6年でテキストも終了して丸付けがなくなってからは、毎日のお弁当作りと送迎をするのみでした。
娘は、夜より朝の方がはかどるから、と自分で朝早く起きて勉強をしていたようです。娘が何時に起きていたのかすらわからないくらいのダメ母です・・・。 偏頭痛が毎月のように出て、その度に学校や塾を欠席していたので、入試本番に向けて体調が悪くならないか本当に心配でしたが、冬期講習もなんとか休まず参加して、本番まで体調を崩すことなく入試に挑むことができました。

冬期講習から入試が終わるまで、休みなく毎日朝から晩まで指導していただき、鼎でなければ最後こんなに頑張れなかっただろうと思います。 「勉強が楽しい!」という感覚も鼎でなければ味わえなかったと思います。3年間本当にありがとうございました。

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